コロナと聞いて、”ゴールド”から”マスク”へと変わっていった時代
皆様こんにちは。
ACTMENT PARK代表で、雫の星語り~Only God Knows 2025~のプロデューサー、脚本、演出の岡本一馬です。
今から数年前、まだ”コロナ”という名称を聞いても、あのゴールドのお酒しか連想出来なかった時代の話。舞台の公演を行うと、関係者や応援してくださる方、色んな方々から、公演のお祝い花をいただける時代がありました。
また、知り合いの舞台を観に行くと、劇場にずらりと並んだお花に興奮し、胸が高鳴った、そんな時代。もちろん、自身も何度も友人や知人のイベントにお花を贈った事があります。
ある意味、式典のお祝儀のように、一種の文化的なしきたり要素も含んでいただろう、あの公演祝い花ですが、やはり貰った時の嬉しさや喜びと言ったらたまりません。綺麗なお花と一緒に写真を撮り、そこに映る顔は、自然と素敵な笑顔になっていました。
ですが、”コロナ”と聞いて、ゴールドのお酒よりも先に、マスクや隔離という文字が思い浮かぶようになってからというもの、感染対策等の影響で、めっきり公演祝い花をいただける機会というものが減ってしまいました。
自分自身も、過去、お祝い花をいただける側(出演者側)として、何度もいただいてきた身だから、分かります。
無いのは、寂しい・・・。
もしかしたら、コロナ以降に舞台活動を始めた方々からしたら、これは、当たり前かもしれません。むしろ、いただけていた事がとてつもない幸せだったんだと思います。
でも、思うんです。
劇場に入って、自分の名前が書いてあるお花を見つけた時の、あの喜びや興奮を、今のこの時代にも味わってほしい!あの喜びのエネルギーと共に行うパフォーマンスは、いつもの400倍も500倍も力を発揮できる、そんな気にすらなれる、あの嬉しさを味わってほしい!と。
そんな中、考えました。
どうやったら、実現できるだろうか・・・?と。
ロビースペースの確保や飛沫等の感染対策でお花を置けないなら、スペースも取らない。飛び散りもしない何かが良いんじゃないかと。
そんな時、頭に浮かんだのが、表彰状です。
春日大社の参加記念賞
私は、小さい頃、まだ小学生になったばっかりの6歳のお正月、奈良の春日大社に行って、絵を描くというイベントに参加した事がありました。
別に、絵を描くのは好きじゃないし、得意でもない。いまだに、絵しりとりをしたら、自分の次の人は、毎回頭を悩ますほどの画伯っぷりです。
でも、一生懸命に描きました。奈良公園の鹿の絵を。
足が、グンニャリひん曲がった鹿の絵を!!!!!

なんじゃこりゃ・・・!
絵を描いた自分ですらも分かります。目の前に座っている鹿と、画板の上で描かれている鹿の様子が、全く違うという事に!
「わぁ!すごい!ほら、ここの、この色なんか、本物みた〜い!」と言ってくれた母親には、今でも感謝です。絵、そのものではなく、色を褒めるあたり、さすがやなと。嘘はつかずに相手を褒める能力。見習わなくては、デス。笑
でも、おそらく、何時間かかけて一生懸命に描いたその絵を、私は少し誇らしく思いました。
そして、その絵は、春日大社の特設ボードに掲載される事になりました。
(ま、自分のが選ばれたわけではなく、描いた全員分が掲載される仕組みのやつです。)
春日大社の社務所に絵を提出しに行く際、なんだか、自分が生み出した子供のような気持ちで、名残惜しくその絵を担当の方に渡すと、その方は「はい、ありがとう。頑張ったね。」と、言って、私に賞状をくれました。
あの日、貰った賞状。保管しておけるようにと、黒っぽい深緑の筒と一緒に社務所のおばさんのコメント付きで貰った賞状は、(これも参加した人全員にもらえる賞状でしたが、)今でも実家に眠っています。
表彰状だ・・・!
この時「そうだ!ピーン!!」と来た。わけではありませんが、卒業式の時も、サッカーの優秀選手に選ばれた時も、表彰状を貰った時の思い出は、自分がこれまでやってきたことを認めてもらえた気がして、心底嬉しかったのを覚えています。
スペシャルボード!!
ACTMENT PARKの1作目がブロードウェイの大女優の話だったこともあり、優れた女優に贈られるオスカー賞のようなテイストで、送り手の方からのメッセージ付きの表彰状なんかを貰えたら・・・。しかも、キラッキラの額縁に入れて・・・。と思いを巡らせ、想像してみました。
きっとそれを貰った日には、劇場に着いて自分の花を見つけるあの瞬間と同じくらい嬉しいんじゃないかって。
そうして生み出されたのが、今日、ACTMENT PARKの公式で流れていた
スペシャルボードです。

結果、お客様からも、キャストの皆様からも、めちゃくちゃ喜んでいただきました。
大抵、自分はロビーにいるから分かります。
アップの際にロビーに来て、いただいた賞状と一緒に写真を撮るキャストが、本当に幸せそうだと。
そして、もう一つ。
自分ではない他のキャストに送られた賞状を見るのも、幸せそうです。なんせ、一人一人のメッセージ付きだから。
きっと、このキャストさんはお客様を本当に大事にしてるんだろうなとか、すごく感動をシェアできているんだろうなとか、素敵なファンの方がいるねとか。そういった楽しみ方ができるのも、このメッセージ付きのスペシャルボードの良さだと思っています。
もう、稽古場から飾らない?
1作目でこのサポートシステムを導入して以来、ACTMENT PARKでは常にこのスペシャルサポートを導入してきました。いつも、劇場に飾り、公演に華を添えていただくアイテムとして、自分自身も嬉しく思っております。
ただ、今作、雫の星語り~Only God Knows 2025~でもお受けしていますが、この文章を書いていて、ふと思いました!
稽古場でも、飾ろうよ!!
今回、本番期間が短いということもあり、せっかくいただいた表彰状からパワーを受け取れる期間が短くなるのは、勿体無い!
だったら、もう、ご予約をいただいた時点で表彰状を作成して、稽古場にもずらーっと並べさせてもらったら、力も貰えるし、なんだか、毎日一緒に作り上げているような気持ちにもなって、素敵なんじゃね?と!!!
社内会議にも何にもかけてないですが、悪い案じゃないと思います!みんな、ハッピーになると思います!
この後、広報にも流して、リリースしてもらおうと思います!!笑
ということで、たった今決定しました!!
今作のスペシャルボード、稽古場からずーっと掲載させていただきます!!
この夏、最高のエンターテインメントを、一緒に盛り上げてください!
もしかしたら、普段の魅力以上に魅力的なキャストとこの夏で会えるかも・・・!?
あ、もちろん、岡本一馬やACTMENT PARKへの応援ボードも、お待ちしております!
ACTMENT PARK 代表
「雫の星語り~Only God Knows 2025~」
プロデューサー・作詞・演出・脚本
岡本一馬


STORY
一ノ瀬神社の跡取り娘、主人公のシズクは、本が大好きな女の子。だが、この神社には、捻じ曲げられた秘密があった。
シズクが入り込んだその世界は、本の中か?過去の世界か?それとも、全く別の世界か?
神々に魅せられたシズクは、異世界から、そして、異なる時の流れの中から、星を見て何を思うのか?
この夏、神話をモチーフにしたスペクタクルな【神話×和】の世界観を、日本の風習である七夕になぞらえながら、完全オリジナルミュージカルとしてお送りいたします。
DATE
大阪公演:2025/7/5(土)~6(日)
東京公演:2025/7/26(土)~27(日)
THEATER